
SEOUL, Korea (AVING Special Report on 'CHIFFS 2009') -- <Visual News> 香港ノワールの復活を告げた『インファナル・アフェア』シリーズを共同で手がけたアラン・マック(麥兆輝)&フェリックス・チョン(荘文強)監督が、新作『窃聴風雲(OVERHEARD)』で第3回ソウル忠武路国際映画祭を訪れた。新羅ホテルで25日、両監督とエピソードあふれる映画についての対談が持たれた。 
アラン・マック監督はまず、「物質主義が渦巻く都市でぶつからねばならない問題に関心を持つようになった」と今作の制作背景を説明した。前作『インファナル・アフェア』が暗黒街を背景に繰り広げられる警察とギャングたちのストーリーを扱ったものであるのに対し、『窃聴風雲』は株式市場という新しく現実的な世界を舞台にストーリーが展開する。
アラン・マック監督は「お金を稼ぐのは簡単だが、むしろ平凡な生活を送るほうが難しい現実からインスピレーションを得た」と述べた。 


注目する韓国俳優は誰かという質問に、フェリックス・チョン監督は「ソン・ガンホは表情が非常に豊かな俳優。変身の鬼才だ。彼の出演作のうち『グエムル-漢江の怪物-』と『殺人の追憶』が印象深かった」と答えた。 

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