
BARCELONA, Spain (AVING Special Report on 'Mobile World Congress 2011') -- <Visual News> スマートフォンがPCの領域まで進出しようとする試みがスペインで試されている。
(写真説明:Motorolaのスマートフォン「ARTRIX」)
Motorola(www.motorola.com)がスペインのバルセロナで14日から開かれている「MWC2011」に参加、PCを脅かす最初のスマートフォン「ARTRIX」を紹介した。
すでに前月アメリカのラスベガスで開かれたCES2011でお披露目され、PCとして使用できる唯一なスマートフォンとして現地の観覧客から関心が高い。また、Motorolaは韓国市場にも「ARTRIX」を発売する予定だと発表し、韓国人たちの関心も高まっている。

(写真説明:「ARTRIX」をつなげればノートPCとして使用可能になる Laptop dock)
特に、スマートフォン「ARTRIX」をノートpcに変換するLaptop dockが反響を起こしている。実際のLaptop dockは既存のノートpcの姿はそのままで、後面にARTRIXを差し込むDockだけ提供する形だ。
展示会の現場ではノートPCとして変換されたARTRIXから「Firefox」と通じたインターネットサーフィンと文書作成などの一般的なコンピューティング、ARTRIXのアプリケーションも大画面で試演していた。
また、一般LCDモニターともすぐ繋げる「Desk dock」も一緒に紹介された。一般の充電Dock形態のDesk dockにスマートフォンARTRIXを差し込むとDesk dockにつながれたLCDモニターとキーボードおよびマウスで一般Desktop環境と同一にコンピューティングが可能だ。
現地のMotorola関係者は、こんな機能はARTRIXがDual coreプロセッサーを搭載、PCレベルのコンピューティングを提供できるからだと説明した。また、スマートフォンの性能はこれからももっと強力になり、その限界は現在としては計り知れないと述べた。
一方、Motorolaは今回の展示会にアンドロイド基盤モバイル機器、タブレットXOOMとスマートフォンARTRIXを筆頭にブース前面をレッドとブラックに飾り、観覧客に強い印象を残している。

((写真説明:Motorolaのスマートフォン、ARTRIXをDesk dockに繋げてDesktopの環境と同一なコンピューティングを楽しめる) 

 <AVING Special Report Team for Mobile World Congress 2011: Idea K. Kim, B.J Park, Kevin Choi, Astin Jung, Sohpia Kwag, Mia Eun, Sena Moon, Jiny Kim, Hyunkyung Shin, Sehoon Park>
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